海外ではあまり知られていない日本の事情

Frank October 22 at 12:23
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炊飯器や掃除機などの家電製品には、本体内部に収納できる電源コードが付いている。非常に便利だ。

日本人は非常に正直なため、昔ながらの商店街の店では通常無人営業だ。呼び鈴を押して店員を呼び、代金を支払う必要がある。

私が日本に初めて来た頃は、どこでもそうだった。山形県の50万人の都市を訪れた時、ドアに鍵がかかっている家を一軒も見かけなかったことを覚えている。

弟がATMで600ドル(約6万円)を引き出し、その場を離れて2時間後に戻っても、6枚の1万円札がそのまま残っていた。これは普通のことだ。

電車の運行頻度が非常に高いため、次の列車をわざわざ調べる必要がない。

空車のタクシーは赤ランプ、満車のタクシーは緑ランプだ。

日本語では青と緑を区別しないことが多い。例えば青春は「青い年」と言われ、東京の青山という地名は「青い山」を意味する。信号機は緑だが「青」と言われる。

一方、学童用の色鉛筆セットには、我々にはない色が含まれている。それは「朱(しゅ)」と呼ばれ、神社の典型的な色である。


鋸は押す時ではなく引く時に切れる。この単純な違いが大きな結果をもたらす。刃に張力がかかるため、西洋の工具とは異なり、薄くても曲がらない。髪の毛ほどの細い切断も容易で、必要なエネルギーが少なく、切断精度が高い。

日本語は右から左、左から右、上から下へは書けるが、下から上へは書けない。

書き方は書く場所によって異なる。新聞記事は縦書きで右から左へ。トラックの看板は左から右へ書かれることが多い。

コンピューターやスマートフォンでは左から右へ書く。

日本の家屋では玄関は二つの扉の間の小さな部屋である。物理的には屋内だが、外部と見なされ、内部ではない。二つの扉のうち、外側への扉は自由に開けられる。家側へ向かう扉は鍵がかかっていないが、侵すべからざる領域である。外部の人間が勝手に開けることはない。外部と見なされるため、郵便受けはかつてここに設置されていた。

庭園は家屋の一部と見なされ、常に楽しめるよう屋内から見える必要がある。そのため、窓ではなく扉が庭園に面しているのだ。

日本の庭園には植物がない場合もある。京都の竜安寺の有名な禅庭園がそうだが、必ず石がある。

その理由の一つは、石が山を表し、山は祖先崇拝と深く結びついているからだ。

祖先は、ほとんどの家庭にある小さな祭壇に祀られている。毎朝、妻は死んだ両親を食事に招くために鈴を鳴らす。彼女はせんべいや菓子、あるいはご飯を供える。

可能であれば、墓地は常に集落より高い位置に築かれる。そうすることで祖先は子孫を見守り、守ることができるのだ。韓国でも同様である。こちらはソウルを望む王室の墓所である。


時が経つにつれ、祖先はこの世への関心を失い山へと登り、やがて天へと飛び立って星になると信じられていた。これが星が我々の生活に影響を与える所以である。


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